川合 踊子

橋本組に依頼して良かったと思っていただけるよう試行錯誤の日々

設計 川合 踊子YOKO KAWAI

2008年入社
所属:設計部
取得資格:一級建築士、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、静岡県耐震診断補強相談士
2008年 キャリア採用で橋本組に入社。入社当時から建築設計業務に就く。橋本組に入社後、資格取得支援制度を利用して一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を取得。住宅や集会所などの木造建築から、ドラッグストアやアパレル店舗、福祉施設などの特殊建築物、事務所、工場などの意匠設計を担当。

質問1あなたの仕事内容を教えてください

建築設計は、最初の基本計画段階から建物引渡しまで常に関わるので、業務も多岐にわたります。お客様の要望を把握しながらニーズを引き出し、設計図に反映させながらお客様にとって最良の建物になるよう進めていきます。敷地条件、法的条件を確認した上で基本設計を行い、その後構造設計、設備設計とも連携をとり、意匠図との整合性を確認して詳細設計を進めていきます。その際には施工上の検討も必要です。着工後は建物が図面通りに造られているか確認・照合をする工事監理も行います。また、不特定多数の人が利用する特殊建築物には引渡し後も定期的に伺い、建築基準法上問題なく使用されているか、設備や建物に不具合がないか調査するので、お客様とは長いお付き合いになります。

 

質問2仕事で必要なスキルはありますか?

建築士の資格を取得することは大前提ですが、資格を持っているからといってお客様に良い提案ができるわけではありません。まずはお客様が何を欲しているのか聞き取る力、そこから期待以上のものを提案する力が必要です。コスト、法的条件、構造的制限といった様々な制約の中で建築主の希望を最大限叶えるには、技術力や知識を身に付けなければなりません。先輩方の高い技術力を学ぶ一方で、日々更新される新しい技術や建材、改正法規なども勉強しながら仕事に取り組んでいます。実際に学生時代よりも社会人になってから学ぶことがはるかに多く、学校で学んだことは基礎知識程度だったのだなと実感しています。

質問3どういった時に仕事のやりがいを感じますか?

小規模なものから大型建築物、構造・工法も異なる多種多様な建物に携わることができるのが最大の魅力です。建物の規模、用途、顧客によってニーズが全く異なるので大変なところもありますが、何もないところから計画をして実際に建物を造り上げていくので、完成した時の達成感は大きく、なにより毎回新鮮な気持ちで仕事に取り組むことが出来ます。

また、お引渡し後に新しい事務所でいきいきと仕事している人や、大勢のお客さんで賑わった店舗など、実際に建物を利用している人たちを見ると感慨深く、設計段階で苦労したことなどはどこかに忘れてしまいます。

質問4今後の目標、将来の夢は?

「この仕事はこの人に任せておけば大丈夫」と思われるようなプロフェッショナルになりたいと考えています。入社後10年以上経った現在も先輩や同僚に助けられながら仕事に取り組んでいます。良いものを造るにはいろんな人の協力が必要です。だからこそ私ももっと成長しなければと思います。そのためには様々な建築設計の経験を積み、幅広い技術や知識を身に着けるとともに、何かエキスパートになれるものを見つけたいと考えます。長く愛されるより良い建物を造ることで会社に貢献し、さらにはその建物を利用する地域・社会にも貢献したいと思います。

質問5学生の皆さんへ一言

自分がやりたいことを見つけ、それを実現できる会社を見つけられるよう、色々な会社に足を運び、自分で見たり聞いたりすることが重要です。そこで働く人から話を聞いてみることで職場の雰囲気やどんな人が働いているのか知ることができ、多くを見聞きすることで自分がどんな会社で働きたいのか明確になると思います。自分にとって一番の道を見つけてください。

 

1日のスケジュール

8:00 部署内打合せ
協力して作業を進められるように、お互いの進捗状況を把握します。
9:00 事前調査、法規チェック、行政との協議
実際に設計を進める前に問題点を把握します。
11:00 打合せ準備
お施主様がイメージしやすいように図面・資料を揃えます。
12:00 昼休み
13:00 設計打合せ
お施主様の要望を把握し、こちらからもアドバイスしながらより良いものができるよう計画を進めていきます。
15:00 図面作成
打合せした内容を設計図面に反映させていきます。
19:00 帰宅

オフの過ごし方

出かけた先で美味しい物を食べることで日頃のストレスを解消しています。どこかに行く時はまずその周辺の評判のお店を調べてから行きます。ですが食べてばかりでは横に大きくなってしまうので、ウォーキングしたり、時には同僚たちと近場へハイキングに行くこともあります。