先輩社員の声

建築工事の現場管理を行っています。工事着手から完成までの全体スケジュールや施工手順の計画を立て、現場運営の骨格作りを担っています。お客様や設計事務所との折衝も重要な職務です。現場作業がスムーズに進むよう、「不安全箇所や不具合箇所がないか」目的を持って現場を巡視し、問題が発生した場合には迅速に判断を下すことを意識しています。

建設業では26以上の専門工事業者の方々が携わっていただく必要があり、各工事間の調整は必須です。そのため、コミュニケーションが非常に重要です。職人さんとの直接的なやり取りは現場主任が担当しますが、できるだけ多くの業者さんと積極的に関わるようにしています。ものづくりは人が協力して作り上げていくものですので、信頼関係が非常に重要だと考えています。

年代や立場によって必要なスキルは異なりますが、共通して必要なスキルはコミュニケーション能力だと考えています。工事を進める上で、お客様、設計事務所、専門工事業者、近隣住民、各行政機関など多くの関係者と折衝する必要があります。相手の要望を理解し、それを具現化していくことが職務となります。そのためには、聞いて理解する力、正確に伝達する力が重要です。また、専門用語に関する知識や、書類を通じて自分の意思を伝達する文章力も必要です。これらを総合してコミュニケーション能力と呼んでいます。

多くの人との関わりの中で、スムーズかつお客様に満足していただける建物を建築するためには、必要不可欠な能力だと考えています。

工事現場では、どんなに綿密に計画を立てても、問題が発生することはほぼ確実です。そのため、非常に苦労することや関係者に迷惑をかけてしまうこともあります。しかし、苦労して乗り越えたからこそ得られる人との結束や、工事が完成した際の格別な喜びがあります。以前手掛けた建物を見ると、施工当時の景色が鮮明に思い浮かび、懐かしさを感じます。工事の始まりから終わりまで、多くの人との出会いと繋がりを通じて、大きな形として残せる自分たちの足跡、お客様からいただく感謝の気持ちなど、建築工事には非常に多くのやりがいを感じます。

無事故での工期内完工および協力業者や私たちが適正な利益を確保する理想的な形で現場運営ができる知識と力をつけ、お客様や設計事務所が満足する仕事をしていきたいと思います。そのためには、一度経験したことは取りこぼさず、自分の中に取り込む意識を持っていきたいです。どんな状況でも即断できる力が理想です。「苦労を自分から買って出て、いち早く仕事ができるように、素早く仕事をこなせるようになりたい！」と昔から思っていました。その裏には自分の時間を作る術を得て、将来プライベートを充実させることが目的でした。仕事とプライベートの両方で満足のいく時間を確保していきたいです。

また、私の周囲にも若手社員が増えてきていますので、自分がしてきた経験や知識を余すことなく伝え、会社全体の技術力向上に繋げていければと思っています。

私たちは総合建設業として各事業を展開しています。業務は営業、積算、設計、土木・建築施工管理、住宅事業等多岐に渡っています。また、商材の取り扱いや生コンの製造・販売、自社保有のクレーン船による港の建設工事なども行っています。

施工管理だけでなく、さまざまな分野で活躍できるフィールドが備わっているため、幅広い知識を得ることができると思います。また、仕事をする上で人間関係は非常に大切です。橋本組には良き上司や部下がたくさんいます。大変な中でも、共に支え合い、楽しく仕事をすることができる会社です。一緒に楽しく仕事をし、成長していけたら嬉しいです。